
情報システム分野において「ディザスター」といった場合は事故、犯罪、情報漏洩、人的災害(データ消去などの人為的な過失等)、自然災害など広義の意味で使われることが多いようですが、データセンター業界における「ディザスター」とは、一般的には、ハードウェア・ソフトウェアの障害やオペレータの操作ミスによるシステム障害以外のリスク、つまり事前予測も回避も不可能な自然災害リスクを意味します。
今日の日本においても、地震・津波・火災等による大規模なシステム障害が発生し、その結果、基幹となる事業の停止に追いこまれるケースもあります。
この場合、システムへの直接被害や基幹事業停止による機会利益の損失ばかりでなく、取引先や顧客を失う大きな原因ともなり、ひいては、事業からの撤退を余儀なくされることになりかねません。
そこで災害に強く、自然災害発生時、特に大規模地震発生時のITリスクを軽減して事業の継続性へ貢献できる拠点である「ディザスター・リカバリー」が注目を集めているのです。
