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障害者の外出を支援する3Dナビゲーションの開発について

株式会社インコムジャパン

 当社では、障害者や高齢者の外出を支援する3Dナビゲーションの開発に取組んでいます。その概要と開発状況をご紹介します。

 このシステムは、ハンディキャップを持った利用者が、外出する前に予め当該WEBサイトにPC・携帯電話・モバイル端末等でアクセスし、利用者の 個人特性(身体機能や利用機具)に応じた外出先の3D市街地地図や施設内の自由な散策や、目的地への最適経路ナビゲーションを3Dアニメーションにより疑 似体験できるものです。

 平成14年に当社が発起人となり、九州工業大学・九州産業大学・日本IBM・ゼンリン等でバリアフリーの研究会「網援自立プロジェクト」を発足さ せました。そして、WEBから垂れ流されてくる不特定多数の大量情報から各利用者の必要情報のみを抽出し提供しようという設計ポリシーに基づいて、本シス テムの研究開発に取組んで来ました。

 世間一般においては「バリアフリーの研究は既に終わっている」といった話も多々聞かれます。しかし、実態は異なります。
障害者にも個性があります。腕力等の身体能力も異なりますし車椅子のタイプも様々です。同じスロープでも登れる人と登れない人がいます。
バリアフリー研究には、個人特性への対応という大きな課題が残っているのです。私たちはその課題に取組んでいます。

 現在、この3Dナビゲーション研究開発は、九州工業大学からの経路探索エンジンの技術移転を受け、実用に向けた開発を進めています。また、ヒューマンメディア財団・北九州商工会議所の支援を元に、黒崎駅周辺をフィールドとした実証実験を予定しています。

 本プロジェクトにご興味のある方やもっと詳しい内容を聞きたい方は、下記に御連絡ください。

■連絡先  
株式会社インコムジャパン 
担当者 藤井  電話番号 093-475-4547

※本記事は、北九州e-PORTメールマガジン Vol.36(2010.2.1発行)を
 転載したものです。記載内容は発行時のものです。